LDAP
公開日:
:
FreeBSD
自宅サーバ,クライアント及び,これから使っていきたいグループウェア等の為に本気で LDAP 化しようと作業している Seichan です.こんばんわ.
今までは実験的に LDAP 化してみて,ちょっと不調ねぇなんて思ってやめて.と1年ほど無駄にしてしまいました.
理由は,LDAP サーバとなるコンピュータのアカウントも LDAP から引く場合,鶏と卵の問題のごとく LDAP にアカウントがあるのに,LDAP を起動していないといけない.ごにょごにょ… といった問題が出ていたから.
今回は,ルータにしているハードウェアのアップグレードが出来たついでに,こいつに LDAP をやらせようと考えたのです.
LDAP のデータのバックアップはスクリプト作ってファイルサーバに上げてみるようにする予定で,これならルータの HDD が飛んでもアカウントDB は問題無い.
また,他のコンピュータでは slave として構築して,それらコンピュータでは,1発目にルータを見るように設定することで鶏と卵問題もクリア出来る.と踏みました.
さて,LDAP は LDIF 形式のファイルを流し込んでエントリの作成を行うわけですが,如何せんグラフィカルじゃないし,メンドクサイのです.
そこで今回(今までもですが)利用するのが lam – LDAP Account Manager という PHP のソフトウェア.
PHP+LDAP が動く環境なら動作し,Web ブラウザ経由でエントリの作成,削除,編集が出来る.
Samba アカウントも編集出来るのです.
今までは,0.x といった古いバージョンで使い勝手がいまいちだったのですが,今回見に行ってみた所,思いっきり使い勝手が向上していました.
LDAP ツリーをそのまま表示出来るようになっているし,inetOrgPerson 系のエントリの追加も出来るようになっていました.さらに,顔写真の登録も出来ます.
つまり…,unix(posixAccount),samba(sambaAccount),mailAlias,inetOrgPerson がこれひとつで管理出来るようになったので,通常の UNIX ベースでの LDAP はこれで OK.になりました.
作者さんたちに感謝しつつ,LDAP 化を着実に進めておりますです.


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