FreeBSD には関係ないが

CIFS は1アクション毎のやり取りが多すぎる.この為,リモートからのファイル送受信はとてつもなく時間がかかる.
PPPoE の中に PPTP なんて走らせると MTU が小さくなるし,余計もやり取りセッションが多くなる.
ファイル送受信の前に,ファイルリストのブラウズがある.ここもとてつもなくやり取りが多い.ファイル一覧が見えるまでにイライラするだろう.
その為に WAFS なんてカテゴリの製品があるんだろう.
でもちょっとまって欲しい.君はファイルの送受信をフラストレーション無くやり取りがしたいんだろ?
だったらまず RDP を使ったリモートデスクトップで接続先ネットワークの Windows にログインしたらどうだい?
RDP はシンプルだ.1セッションのやり取りも少ない.ファイルリストだってあっという間に取得できるだろう.
その後,RDP クライアントから,UNC パスを取得したらどうだい? リモートデスクトップクライアントなら,文字列に限ってしまうけど,そのまま実端末とのコピー & ペーストも出来るぞ.
コピーした文字列を,実端末のアドレスバーにペーストしてエンターしなよ.そうしたら直ぐにそのファイルへのアクセスリクエストが走る.
ブラウズセッションから比べるとだいぶ高速にファイルアクセスが完了するだろう?


そんな面倒な事は嫌だって?
よろしい.ならば NFS だ.Service For UNIX が Windows にはある.これがベストプラクティクスだろう.
ファイルサーバ側,クライアント側に入れてしまい,サーバ側に NFS Server を.クライアント側に NFS Client を動作させてアクセスしてみたまえ.
NFS は単純なプロトコルだ.ファイルリスト取得も,ファイルアクセスも CIFS とは断然にやり取り回数が違ってくる.
Service For UNIX の NFS は,ユーザマッピングも出来るから,見せたくない部分はきちんと隠せるしね.
何より,Service For UNIX は無償だ.
大抵の FileServer アプライアンスは NFS もサポートしている.何も問題は無い.
本当に WAFS 製品が必要なのか,考えて見たらどうさ?
君の目的はなんだい? CIFS を快適に使う事なのかい? そうじゃないだろ?
そう.君の本当にしたい事は,リモートのファイルを確実に,すばやく取得する事だ.
NFS ならばそう.VPN 装置の回線圧縮機能も有効に活用できるだろう.
CIFS はそう.君の知っている通り,ファイルアクセスまでの小さく大量のやり取りは圧縮効果を十分に無効にしてしまう力を持つ.
どっちが快適かはもはやこれ以上の説明は要らないだろう.
だがしかし.君は本当にそのファイルをローカルの端末に持ってくる必要があるのだろうか?
そのファイルは手元に無ければいけないものなのかい?
そうじゃなかったら,そのまま RDP 上で作業してしまった方が楽なんじゃないかい?
リモートの Office プログラムでちょこっと仕事したら完了するんじゃないかい?
ならば,ローカルに持ってくるのはやめた方が良いだろう.ファイルの分散は,ファイルバージョンの分散でもある.どこのファイルが最新かつ正しいのか.どこのファイルが自分に必要なのかを把握する必要があるじゃ無いか!!
これを覚えておくリソースは,限られた脳リソースを消費してしまうだろう.
そう.ちょっとした事ならば,RDP 上でやってしまう事によって,ディスクリソースも,ネットワークリソースも,さらには脳リソースも節約出来る事を思い出して欲しい.
資源も時間も有効なんだぜ.ジョニー.
なに.Service For UNIX を覚える手間は多少の事だ.RDP にいたっては,WindowsXP ならば標準で使えるじゃないか!! 後の楽の為に苦労する.これが Hacker だよセニョリータ.




seichan

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