CLF-C02 試験対策問題 ― AWS クラウドプラクティショナーの練習問題を1問ずつ図で解説

「CLF の講座や本で勉強したけれど、問題を解くと選択肢がどれも正しそうに見えて迷います」
「正解は分かっても、ほかの選択肢がなぜ違うのかまでは説明できません」

AWS Certified Cloud Practitioner(試験コード CLF-C02。以下 CLF)の問題は、用語をそのまま問うより、場面の説明から、合うサービスや考え方を選ばせるものが中心です。覚えた知識を点に使えるようにするには、問題を解き、誤りの選択肢がなぜ違うのかまで確かめるのがいちばんの近道です。

連載「CLF-C02 試験対策問題」は、CLF の練習問題を1問=1記事で出題し、正解の理由と、誤りの選択肢が違う理由を、選択肢ごとに図で解説する連載です。問題は筆者が試験の範囲に合わせて作ったもので、実際の試験の問題ではありません。YouTube でも同じ問題を1本ずつ解説しており、問題は順に足していきます。このページは、その入口として、問題の一覧と使い方をまとめています。

左はオンプレミス。サービスを始める前にサーバーを購入するため、開始時にまとまった初期投資がかかり、その後は運用の費用が続く。右は AWS。初期投資は0で始められ、使った分の料金を、利用が増えたらその分だけ支払う

この連載で分かること

  • 問題の場面の読み方:問題文のどの言葉(「初期費用」「複数の地域」「AZ の障害」「故障で止まる」など)が、どの利点やサービスにつながるか
  • 正解の理由:AWS が挙げるクラウドの6つの利点、高可用性の設計、責任共有モデル、Well-Architected の6つの柱など、正解の考え方を図で
  • 誤りの選択肢が違う理由:正しそうに見える選択肢が、量・払い方・設備などの別の話であることを選択肢ごとに
  • まぎらわしい言葉の整理:各問題の最後に、問題での言い方と考え方を表と「ポイント」でまとめ
  • 講座の記事への案内:論点を詳しく学べる、講座の回への案内

こんな人に向いています

  • CLF の勉強を一通り終え、問題で理解を確かめたい人
  • 正解はできても、ほかの選択肢がなぜ違うのかを説明できるようにしたい人
  • 長い記事を読む時間は無く、1日1問ずつ短い時間で続けたい人(1問の記事は4分前後で読めます)

学ぶ順番

問題は、試験の範囲の近いものを6問ずつのまとまりにしています。初めての人は第1問から順に解くのがおすすめです。どの記事も、問題 → 「正解を見る」(クリックで開く)→ 選択肢ごとの解説 → ポイントの順に並んでいます。答えを決めてから「正解を見る」を開いてください。

第1〜6問 クラウドの利点と高可用性

  • 第1問 初期費用をかけずに始めるコストの利点(従量課金・規模の経済)
    資金が限られた会社にとってのコストの利点、固定費を変動費に・規模の経済、減価償却・定額料金・専用の物理サーバーが誤りの理由
  • 第2問 数分でグローバルに展開(世界同時公開と低い遅延)(2026年11月1日公開予定)
    世界同時公開と低い遅延に合う利点、数分でグローバルに展開、キャパシティ・変動費・データセンターとの見分け方
  • 第3問 高可用性(EC2 の複数 AZ 配置と RDS マルチ AZ)(2026年11月2日公開予定)
    AZ の障害でも止めない設計、EC2 の複数 AZ 配置と ELB、RDS マルチ AZ、台数・大きさ・バックアップとの違い
  • 第4問 クラウドの俊敏性(数分で作成・すぐに削除)(2026年11月2日公開予定)
    クラウドの俊敏性、必要な環境を数分で作成・削除すれば料金が止まる、購入・3年の約束・開発の責任との違い
  • 第5問 責任共有モデル(EC2 へのリホストで AWS に任せられること)(2026年11月3日公開予定)
    EC2 へのリホストで AWS に任せられること、物理的なセキュリティと部品の交換、ゲスト OS のパッチ・暗号化が利用者に残る理由
  • 第6問 数時間だけのアクセスのピークに備える(EC2 Auto Scaling・オンデマンド)(2026年11月3日公開予定)
    数時間だけのアクセスのピーク、EC2 Auto Scaling とオンデマンドの組み合わせ、リザーブドインスタンス・CloudFront・Shield との違い

第7〜18問 Well-Architected・AWS CAF・移行

  • 第7問 Well-Architected の6つの柱(信頼性・パフォーマンス効率)(2026年11月4日公開予定)
    Well-Architected の6つの柱の名前、信頼性・パフォーマンス効率、高可用性・俊敏性など柱に似た言葉との見分け方
  • 第8問 信頼性の柱の設計原則(自動で復旧・水平方向のスケール)(2026年11月4日公開予定)
    夜間の故障で止まる予約システム、信頼性の柱の設計原則の自動で復旧と水平方向のスケール、暗号化・大きな1台との違い
  • 第9問 持続可能性の柱の設計原則(使用率の最大化・マネージドサービス)(2026年11月5日公開予定)
    持続可能性の柱の設計原則、サイズの適正化で使用率を最大化、マネージドサービスの利用、ピーク台数の常時起動が誤りの理由
  • 第10問 AWS CAF の変革ジャーニーのフェーズ(構想・連携・ローンチ・スケール)(2026年11月5日公開予定)
    AWS CAF の変革ジャーニーの4つのフェーズ、ギャップと依存関係を洗い出して合意する連携、構想・ローンチ・スケールとの見分け方

目的別の読み方

困っていること・知りたいことまず読む問題
クラウドの6つの利点の見分け方を確かめたい第2問 → 第1問
コスト(固定費と変動費・規模の経済)の問題が苦手第1問
高可用性と AZ の問題を確かめたい第3問
俊敏性と、まぎらわしい考え方を区別したい第4問
責任共有モデルで、AWS と利用者の境目に迷う第5問
アクセスの増減に合うサービスと料金の組み合わせを選びたい第6問
Well-Architected の柱と設計原則を見分けたい第7問 → 第8問 → 第9問
AWS CAF の変革ジャーニーのフェーズを確かめたい第10問

動画で見る

連載の内容は、YouTube の動画でも解説しています。第1回の動画はこちらです。

全回は、YouTube の再生リスト「CLF-C02 試験対策問題」にまとめています。

あわせて読みたい連載

  • 連載「AWS クラウドプラクティショナー試験対策講座」:CLF に合格できるところまでを目指す全14回の講座です。この連載の問題の論点を、試験ガイドの分野に沿って詳しく解説しています。クラウドの6つのメリットは第02回②、固定費と変動費・規模の経済は第02回③で扱っています
  • 連載「クラウド入門」:オンプレミスとの比較から、AWS の主要サービス・セキュリティ・運用まで、試験の知識を実務の目で解説しています

よくある質問

実際の試験に出る問題ですか?

いいえ。問題は、筆者が試験ガイドの範囲に合わせて作ったもので、実際の試験の問題ではありません。実際の試験と同じく、場面の説明から合うものを選ぶ形にし、選択肢はどれも試験に出てくる考え方・サービスから選んでいます。

講座の記事とどちらから読めばよいですか?

CLF の勉強を始めたばかりなら、講座で論点を学んでから、この連載の問題で確かめるのがおすすめです。ある程度勉強が進んでいるなら、先に問題を解き、間違えた問題の記事にある講座の回への案内から戻る使い方もできます。

動画でも見られますか?

はい。どの問題も YouTube で1本ずつ解説しています。動画では、問題と選択肢を読み上げたあとに5秒の考える時間があります。各記事の最後にも、その問題の動画を埋め込んでいます。

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